こんにちは！エターナルフィットトレーナーの矢坂です。

以前の記事でウォーキングの効果・メリットについてご紹介させていただきました。

やはり、筋トレ（無酸素運動）だけでなく有酸素運動も大切であるということは皆さんご存知なのではないでしょうか。

さて、この有酸素運動のお話をすると「ウォーキングとランニングってどっちがいの？」「やっぱりランニング頑張った方がいいの？」そんなお声を多数いただきます。

実はこの回答は「目的や強度・時間によって異なる」のです。

今この記事を読んでいるあなたにとって有効なのはウォーキングなのでしょうか。それとも、ランニングなのでしょうか。この記事を通して一緒に考えてみましょう。

目的を明確にしてみよう

まず初めに目的を明確にしていきましょう。

・なるべく短期間で痩せたい？

・継続的な運動習慣を身につけて健康的な体にしたい？

・体づくりというよりもストレス解消に運動をしたい？

いかがでしょうか？今みなさんが運動をしている、してみようと思っているきっかけや目的が明確になったら次に進んでいきましょう。

短期的に痩せたい！なら？

短期的に痩せることに焦点を当てると「消費カロリー」の高い運動が有効となるかと思います。

同じ時間運動をするとなった場合にはやはりランニングの方が効果的と言えます。

ランニング動作は両足が地面に触れることのない運動で連続で片脚ジャンプをしているようなもの。そう考えると同じ距離であったとしてもランニングの方が消費カロリーが高いのも納得いただけると思います。

継続して健康になりたい！なら？

やはり何事もバランスが大事。

ランニングにおいては45分を超えると「コルチゾール」というストレスホルモンの分泌が多くなります。

このコルチゾールは筋肉を分解したりするだけでなく「空腹」を感じやすくさせます。

ウォーキングの方が長期的には減量効果があったという報告もあり「ランニングよりウォーキングの方が痩せやすい」と主張する方も多くいらっしゃいます。

長時間のランニングにはミトコンドリアを不活性化するともされています。

そのため長時間運動する場合には低負荷であることが望ましく、その点からウォーキングの方がいいかもしれませんね。

アンチエイジング（抗酸化作用）に関する報告も多くありますがこちらに関してはまた別の機会にご紹介させていただければと思いますが、いずれにしても運動が一番効果的とされておりますので「やりすぎ注意」で運動をしていきましょう。

ストレス解消したい！のなら？

メンタルの改善という点ではランニングの方が高い効果を発揮するとされています。

これは個人的な見解になりますが、ある程度心拍数を上げる運動であったり、動作の複雑性が増すほど余計なことを考えられなくなる。その結果ストレスの解消やメンタルの改善にいいのではないかと考えます。

ランニング中よりもウォーキング中の方がついつい色々考えてしまうんだという方も多いのではないでしょうか？

まとめ

やはりランニングにもウォーキングにもそれぞれメリットがありそうですね。

これはやらないで！ということではなく、どちらをしようか悩んだときにはご自身の目的に合わせて選択をしていただたらと思います。

それぞれの目的に応じた「負荷量」であったり「時間」「頻度」はぜひトレーナーなどの専門家に相談していただければと思います。

さらに運動の強度などなどはその時々の体調や、経過、環境的な要因に応じて変化させていくものにもなります。

「ちょっと体が重いな。ここは無理しないでおこう。」とするのか、「ちょっと体が重いな。5分でいいから歩くか。」とするのか。

それぞれがいい判断になるかどうかはその時々で変わるでしょう。

是非お気軽にお声がけいただければと思います。

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